PHASE-11:少年の転機

「どういう事なの? モモ・アスチィル?」
突然、イロハの前に立ちはだかったモモ・アスチィル・・・・・・・・・。 モモは顔を上げ、必死に訴えかけた。
 
「除隊したいって訳じゃないんです!・・・・・・・ただ、わたしはアイツ(ヴィヴル)の事が心配で・・・・・だから、わたしも一緒にヴィヴルと降ろしてください!」
「貴方、あの子に殺されかけそうになったじゃない・・・・・・・それに、兵士が感情に流されるなんて・・・・・・・!」
「わたしやて、無茶な事言うてるのは分かります! でも、アイツ見てたら・・・・・・放っておけなくて!」
「駄目よ! そんな理由なら尚更よ。 彼が変貌した時の行動がどれだけ危険だったか・・・・・貴方だって、分かってるはずよ。 下手をしたら貴方が彼に殺される事になるわよ!」
「そんなの、承知の上です!・・・・・・・・・そやけど、あのままやったらアイツずーっと、独りで生きていかなあかん事になります!」
 
イロハは顎に手をあて、口元に指を付けて考え始めた・・・・・。 モモは困惑気味の顔で彼女からの回答を待った。
すると、イロハは根負けした具合でため息を着き、口を開いた。
 
 
「分かりました、モモ。 貴方にヴィヴル・エラードの保護観察任務を与えます。 但し、ヴィヴル・エラードの状態が良くなったら貴方は戻ってくるのよ。」
「はい!!」
モモはその答えを聞くと、頬を桃色にして満面の笑みを浮かべてイロハに何度も頭を下げた。
モモはすぐさま、ヴィヴルの居る部屋へと向かい、彼と共にオーブに居るマルキオ導師の孤児院を目指す事になる。
 
 
マルキオ導師は100歳を超えるほどの長寿であるとされるが、彼の肉体は衰える事がなく、C.E.78の頃から全く変わってなかった。 彼はC.E.78にある組織により暗殺されてしまったというのが現在での通説だが、彼は自らの肉体を部分的に切り分け、冷凍保存し、その約40年後の世界の医学技術により復活していた。
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