NHKスペシャル 生命大躍進 第2集 こうして”母の愛”が生まれた。

↑トリケラトプス、ティラノサウルス、アンモナイト。

 

 

>生命大躍進

2回目の今夜は「母性愛」がテーマでした。この番組って遺伝子による分子生物学の最新科学に基づくドキュメンタリーなんですね。分子生物学は最新の学問のせいか、トンデモ説が多い印象がある。

『地球大進化』でいうところの第4回にあたるかと思います。

番組内ではウイルス変異が母乳と胎盤の起源であると主張していたけれど、どうもトンデモ説にしか聞こえなくてなぁ・・・・・。

2006年のNHKスペシャル「哺乳類VS恐竜」では生存確率を高める為に胎生を選んだっていう話だったんですが、ウイルス変異説の場合だと、生物がウイルスに生かされてるようで、あんまり良い気がしないんですよね。

番組が取り扱った時代は約3億年前の「石炭紀」から約1億6000万年前の「ジュラ紀」がテーマになっていました。

相変わらず、今回の番組は魚類と両生類の進化過程を無視しています。母乳と胎盤がウイルス変異で進化した機能なら、魚類が両生類に進化した理由はどうするんだ? って話になるんだけど、環境適応説で済まされそうな気がします。

番組は魚類と両生類の進化過程を無視していましたが、これについては『地球大進化』と『生命40億年 はるかな旅』が詳しいと思います。

番組の前回では何故かピカイアがデボン紀にも生息していて、いきなり上陸するシーンに移っていましたが、デボン紀の頃には顎を持った魚類が登場しています。

魚類はピカイアより2000万年古い無顎類という魚類が既に生息していました。カンブリア紀における我々の祖先というのは番組がいうピカイアじゃなくて、ハイコウイクチスやミロクンミンギアのような顎を持たない魚類です。

顎を持たない魚類が顎を持つ魚類に進化するまで約1億数千万年かかります。

約4億年前にはユーノステプテロンというシーラカンスに似たような魚類が登場します。この魚類が海水地域から淡水地域へ移動する訳です。

ユーノステプテロンに至るまでに魚類は既に淡水地域へ進出しています。それがプテラスピスと呼ばれる魚類で、この魚類は流線型の背びれを持っており、カルシウムを豊富に含んだ骨を持っていました。イルカのような背びれと手ヒレを持っていたと考えられます。

淡水地域は海水地域のようなミネラル豊富な栄養分が足りていないので、魚類は体内の骨にカルシウム分をしっかりと蓄えるように進化します。これによって魚類は堅くて丈夫な骨を手に入れて波がない水域でも自由に動き回る能力を手に入れました。

サメなどが軟骨魚類と呼ばれるのはこの時代に現代の魚類と分化したからです。

この時代というのは約4億年前のデボン紀の事です。当時の陸地では植物と昆虫と節足動物が生息していたので、魚類が淡水地域に生息する事は十分に可能でした。オゾン層もシルル紀の頃には完成しているので、有害な紫外線は直接入ってくることはありませんでした。

サメは深海で生息しており進化する必要がありませんでした。ダンクルオステウスなどの板皮類の魚は無酸素事変で絶滅してしまうので、デボン紀以降の海で生き残ったのは現在のサメと魚類のみになります。

海に生息している魚類は淡水地域に進出して進化した魚類が先祖返りしたものです。つまり、サメを除くタイやイワシ、サケ、マスなどの魚は先祖がかつて川に生息していた訳です。

海に天敵が居なくなり、酸素も元に戻ったので、タイやサケ、イワシなどの魚の先祖が海へ還っていったという訳です。サケやウナギなどの魚が川と海を人生の中で両方経験する理由は先祖が海にも川にも暮らしていた名残という話がありますね。必要な栄養分を海と川で吸収する為に稚魚の頃は海で過ごして、大人になってから川へ帰るというものです。

 

淡水地域へ進出した魚類が次に獲得したのが肺でした。食道の一部を肺に進化させた魚類が干ばつ地帯でも生き残れるように肺魚へ進化した訳です。

その後、進入路や巣穴を作る為の障害物をどける為にヒレが手足や尻尾に進化します。

川に落下してきた葉っぱや木の枝が邪魔な障害物であり、天敵から身を隠す為の迷路作りに向いていたので、物をどかす為にヒレが手足に進化したというものです。

約3億年前に入ると、イクチオステガと呼ばれるサンショウウオのような両生類が現れます。

これが陸上進出したことで脊椎動物全体が陸地を生活圏にするようになりました。

昆虫や節足動物の餌に過ぎなかった脊椎動物はカルシウム性の骨が成長し易い事もあって、節足動物や昆虫よりも早いスピードで成長していきました。

当時の地球は石炭紀と呼ばれる時代でした。3mを越えるヤスデなどの節足動物と昆虫の支配する時代でしたが、両生類が現れた事で彼等の立場は脊椎動物と逆転することになります。

無脊椎動物は海で過ごしていた時代は脊椎動物を捕食するハンターでしたが、脊椎動物が陸地に現れると形成が逆転しました。

昆虫や節足動物の脱皮はエネルギー消費と成長率が悪く脊椎動物のカルシウム性の骨が増えていき、伸びていく成長スピードを上回る事は困難でした。

当時の酸素濃度は中生代やペルム紀よりも高い酸素濃度で全ての生物が巨大化し易い特性を持っていましたが、脊椎動物の成長スピードは無脊椎動物よりも極めて高く、無脊椎動物は脊椎動物の餌として逆転させられるしかありませんでした。

石炭紀の後期に入ると、両生類が堅い殻を持つ卵を産めるようになります。有羊膜類と呼ばれる種族で、この種族は単弓類・双弓類・無弓類という3種類のトカゲに分化していきました。

堅い殻を持つ卵は乾燥地帯においても卵の粘膜と羊水を維持するのに適した機能でした。この機能は哺乳類を除くほぼ全ての脊椎動物が確保しています。

 

約2億8000万年前ほどになると、ペルム紀と呼ばれる時代になります。この時代は砂漠や荒野などの乾燥地帯が目立つ亜熱帯気候の時代で、ありとあらゆる生物が激しい暑さの中を必死に生きていました。

番組内で紹介していたディメトロドンが生きていたのもこの時代です。ディメトロドンやゴルゴノプスなどの哺乳類型爬虫類が爬虫類と違うと分類されるのは歯と骨の特徴にあります。

爬虫類は歯がほぼ全て同じですが、ディメトロドンやゴルゴノプスなどの哺乳類型爬虫類には既に犬歯や門歯などの2種類以上の歯が生えていました。また骨の作りも爬虫類よりは哺乳類に似ていたので、哺乳類の先祖だとされているようです。

ディメトロドンやゴルゴノプスは絶滅しているので、人類や哺乳類に近い先祖は雑食性のディイクトドンが近いとされています。

ディイクトドンは三畳紀にも生き残ったリストロサウルスやキノドン類のトリナクソドンなどに進化していきました。

哺乳類型爬虫類が絶滅した原因はスーパープルームと呼ばれる地殻変動による火山噴火と地表から噴き出るマグマが原因だったと考えられています。

哺乳類型爬虫類はペルム紀以降の中生代も細々と生き残りますが、勢力を拡大してきた恐竜と爬虫類との生存競争に敗れて体長1m以下の種類以外は絶滅していきました。

キノドン類は既に子育てする習性があったようで、巣穴の中で卵を守る習性はあったようです。また、哺乳類型爬虫類は汗腺と呼ばれる特殊な汗を母乳代わりにして子育てする習性や小便をするマーキング癖があった事も分かっているようです。

番組内では母乳を習得したきっかけがウイルス変異によるものと紹介していましたが、既に哺乳類型爬虫類の段階で汗腺で子育てをする習慣はあったそうです。

哺乳類型爬虫類は三畳紀に絶滅し、キノドン類はジュラ紀に絶滅していきました。

約2億年前に最古の哺乳類と呼ばれるアデロバシレウスが現れますが、この生物の化石は恐竜の糞から頭骨の破片が出てきた事しか分かっていないので、存在が確定している訳じゃないようです。

約2億年前は既に中生代の三畳紀の時代ですが、この頃の恐竜は魚や昆虫を主食とする体長2mほどのコエロフィシスのような小型恐竜しか居ませんでした。

この頃の恐ろしい支配者はポストスクスと呼ばれる二足歩行のワニだとか巨大な両生類でした。体長3mを越えるワニだとかカエルのような物が蠢いている恐ろしい時代でしたが、ジュラ紀には絶滅していきます。

番組では約1億6000万年前に現れたジュラマイアから母性愛に目覚めたと伝えていました。

このジュラマイアと呼ばれる哺乳類はこの番組と連動したBSの番組では物を握る手を初めて持った哺乳類としても紹介されており、手の実物模型が作られていました。

番組ではウイルスによって死んでいくジュラマイアの中で一部の個体がウイルスを体内に取り入れて、ウイルスの遺伝子を自分の遺伝子と結合させる事で、胎生と母性愛の機能を持つようになったと紹介されていました。

この番組が雑だなぁ・・・・・・・って感じるのはウイルス変異説の強引さもあるんだけど、まるでウイルスの遺伝子のお蔭で生物は進化して、種族として延命しているっていう表現なんだよね。

『地球大進化』より雑な感じはします。前回のクラゲの遺伝子もそうなんですが、まるでウイルスのお蔭で進化と長命が可能になったと言いたげな番組構成なんですよね。

進化論だとか古生物学においてはウイルス変異説ってあんまり支持されてないんですよね。昆虫や人類の遺伝子が地球外の遺伝子が入ってるから、ウイルス変異説によるものだー! って騒ぐ人も居るけど、ネット上でさえもその説を唱えたら小馬鹿にされるからね。

今回のNHKはゲノムや遺伝子に焦点を合わせてるんだろうけど、番組の回数が少ない上に作りが荒いから、今までの古生物番組の中でも一番アホっぽい番組に思えてくる。

ウイルスで進化が可能なら、魚類から両生類への進化だとか恐竜の進化とかもそれになってしまうだろうしな。

まぁ、番組で魚類の進化をやらなかったのはウイルス変異説の確たる新説が無かったからなんでしょうけどね。

今までのNHKが進化は環境変化による適応説を唱えてきたばかりに、今回のNHKの番組が余計にアホっぽく見える。

進化論でよく支持されるのが環境変化による適応説なんですが、俺もそう思う。ウイルス変異説は色々とちょっと無理がある気がする。

ウイルス変異が100%ないとは言い切れないけど、胎生や母乳の例は違う気がするんですよね。

母乳の場合は当時の哺乳類型爬虫類が水やら栄養分を確保出来なかったから、汗腺を身に着けてそれが変異した物だと思う。

胎生の場合は親のリスクを高めても子供を生存させる確率を高める為の諸刃の刃だったという説を信じたい。

当時の哺乳類は卵を産んでもすぐに天敵に食われる上に自分自身が餌になる確率が高かったから、子供の数を減らしてでも確実に子供を産める胎生を獲得するようになったっていう話がある。

他の動物は親自身が身を守る術を持っていたけど、哺乳類は親自身が身を守る術が無かったので、死なば諸共という形で子供を1~2匹程度に限定して確実に産む方法に切り替えたっていう話があるんですよね。

まぁ、現在のネズミが多産なので、当時のネズミも8匹程度は一気に産んでたんだろうけど。

 

哺乳類が本格的に胎生と胎盤を身に着けるようになったのが、約1億年前のエオマイアと呼ばれる有胎盤類からと言われていますね。

このエオマイアから哺乳類は胎生を身に着けるようになったらしいです。但し、大陸が分断して孤立化していたオーストラリア大陸と南アメリカ大陸、南極大陸などの哺乳類は胎盤を持ちませんでした。有袋類と呼ばれるお腹の袋の中で子育てする哺乳類へ個別に進化していきます。また、天敵の少なかったハリモグラやカモノハシなどの哺乳類も卵生のままでした。

哺乳類全てが胎生でない理由はジュラ紀後半からパンゲア大陸が分裂するようになり、恐竜や天敵が生息していない地域に住んでいたから、進化する必要が特になかった訳です。

しかし、有袋類の肉食動物であるティラコスミルスなどは大陸が合体した時に渡ってきたスミロドンなどの有胎盤類の肉食動物の生存競争に敗北します。

有袋類は未熟児の状態で誕生するので脳容量が少なく、頭の良さが有胎盤類より劣るらしいです。オーストラリア大陸の有袋類は天敵が居なかったので絶滅しませんでしたが、それ以外の大陸の有袋類は有胎盤類が大陸移動してきた時の生存競争に敗北して絶滅しています。

 

エオマイアに進化した哺乳類はその後、カワウソや猿に似た哺乳類を白亜紀に輩出することになります。体長1mから成長することはありませんでしたが、白亜紀末期にはプレシアダピス目と呼ばれる偽霊長類や狼に似た肉食性哺乳類は生きていたようです。そういう哺乳類を哺乳形態とも呼ぶそうです。

しかし、約6500万年前にユカタン半島に落下した巨大隕石によって、恐竜も哺乳形態を持つ哺乳類も大型爬虫類もアンモナイトも絶滅することになります。

この時の大量絶滅は約75%の種が絶滅したそうですが、ペルム紀の大量絶滅よりはマシでした。ペルム紀には98%の種類が絶滅しています。

こうして、中生代と白亜紀という爬虫類の時代が終わりを迎えます。生き残ったネズミのような哺乳類は放散進化して、新生代という新しいステージを迎える事になります。

しかし、哺乳類がネズミから放散進化した先に待ち構えていたのは恐鳥類と呼ばれる恐竜の末裔だったのです。

 

 

>歴史の主役たち(中生代編)

・三畳紀・・・・・・・・・爬虫類、両生類、ポストスクスなど、キノドン属

・ジュラ紀・・・・・・・・・恐竜、始祖鳥、翼竜、魚竜、首長竜、アンモナイト

・白亜紀・・・・・・・・・・・・被子植物(花と果実)、恐竜

 

 

 

>NHKが取り扱わなかった時代のまとめ

大まかには各時代の重要ポイントはこんな感じです。

・約3億5000万年前(古生代・石炭紀)・・・・・・・・・脊椎動物(両生類)が上陸を開始する。この時代にはオゾン層が出来ており、有害な紫外線や宇宙線は防止出来るようになっている。陸上には既に微生物と甲殻類から進化した昆虫類と節足動物などの無脊椎動物と植物が上陸していた。アーケオプテリスと呼ばれる巨大な針葉樹林は淡水地域に豊かな酸素と川底へ栄養豊富な葉や木の枝を落としていた。淡水地域に進出した魚類は体内の骨をカルシウム化させて硬骨魚類へ進化する。ヒレから進化した手足は障害物をどける為の物であり、肺は干ばつ地域に適応する為の感覚器官だった。

 

・約3億年前(ペルム紀)・・・・・・両生類が双弓類と単弓類(哺乳類型爬虫類)へ進化する。哺乳類型爬虫類は既に2種類の歯を持っており、毛と母乳の起源も兼ね備えていた。無脊椎動物との食物連鎖の関係が完全に逆転する。無弓類は単弓類にとっての餌に過ぎなかったが、スーパープルームという大量絶滅イベントで単弓類と共に絶滅する。有羊膜類という種類が堅い殻を持つ卵を産めるようになった。

 

・約2億年前(中生代・三畳紀)・・・・・・・・・巨大な両生類と爬虫類が陸上を支配していた。ワニは陸上でも二足歩行可能だった。哺乳類型爬虫類はキノドン類へ進化して、横隔膜を手に入れる。そこから最古の哺乳類へと進化する。最古の哺乳類のアデロバシレウスは卵を産む哺乳類だった。双弓類から進化した恐竜は魚と昆虫と哺乳類を主食としていた。魚類から受け継いできた鱗は哺乳類と爬虫類でそれぞれの系統へ進化した。哺乳類型爬虫類が身に着けていた鱗はキノドン類の頃には体毛に切り替わっていた。爬虫類が身に着けていた鱗はケラチン性の鱗だったが、鳥類へ進化する頃には羽毛へ切り替わっていった。

 

・約1億6000万年前(ジュラ紀)・・・・・・・・・恐竜の時代。植物食の単弓類が完全に絶滅した事で恐竜が植物食へ分化していった。原竜脚類と呼ばれる植物食恐竜は獣脚類の特徴を残していたが、植物を食べる恐竜へ進化していった。恐竜が哺乳類を餌の対象から外す確率が高くなったので、ジュラマイアと呼ばれる木登りが得意なネズミが現れる。自由に物を握れる手足が発達したので、ジュラマイアは樹木の中で生活するようになっていった。番組内ではこの頃にウイルスに感染したジュラマイアに母乳と胎盤の遺伝子が備わったとするウイルス変異説を紹介している。

 

・約1億年前(ジュラ紀)・・・・・・・・・・恐竜の時代。歯を持つ鳥類が獣脚類の恐竜から進化した。エオマイアと呼ばれる哺乳類が登場。エオマイアは胎盤と母乳機能を兼ね備えた母性愛に満ちた哺乳類だった。胎生を持つ動物が初めて出現した。この時代には竜脚類に食い尽くされて絶滅しかかっていたシダ植物が被子植物(花)という新しい種類に進化した時代でもあった。裸子植物が竜脚類に食い荒らされたので、連動して竜脚類や体長10mを越える恐竜も絶滅していった。白亜紀以降に首長竜が現れる事はなかった。

 

・約6500万年前(白亜紀)・・・・・・・・・恐竜の時代。鳥類と哺乳類と被子植物が出揃うと、6500万年前に巨大隕石が地球に激突した。隕石の衝突による劇的な自然変化で恐竜を初めとする体長1m以上の動植物は全て絶滅した。哺乳類は猿や狼などに似た動物も輩出していたが、隕石衝突で絶滅させられていった。歯の生えた鳥類も絶滅した。動植物が冬眠をするようになったのはこの時代の寒冷化から生き残った時の名残だと主張する学説もある。隕石衝突は原子爆弾の約40倍の威力だと言われており、『逆襲のシャア』にあった核の冬の数倍とも言われている。

 

・約6000万年前(新生代・古第三紀)・・・・・・・・恐竜の末裔である恐鳥類と陸上性に特化したワニ類が地上を支配していた。哺乳類は恐竜絶滅後に放散進化していたが、恐鳥類と陸上性のワニ類が天敵だったので巨大化出来なかった。哺乳類が体長2m以上に進化するまでにあと500万年~1000万年ほどの時間がかかった。人類の先祖はカルポレステスと呼ばれるネズミのような生き物で、木の実や昆虫を食べる大人しい動物だったと言われている。

 

<年表>

・約2億5217万年前・・・・・・・・・・中生代三畳紀。爬虫類の時代。有羊膜類から分岐進化した爬虫類(双弓類)と両生類が陸上を支配した。ポストスクスのような陸上性のワニは恐竜に分類されない。コエロフィシスのような魚食恐竜は食物連鎖の頂点に居なかった。低酸素化が進んだ事で単弓類は小型の動物しか生き残れなかった。横隔膜と子育て本能を手に入れた単弓類はキノドン属へと進化する。パンゲア大陸の不安定さから火山噴火が絶えず、末期の大量絶滅で76%の動植物が絶滅した。

・約2億130万年前・・・・・・・・・・・中生代ジュラ紀。恐竜の時代。双弓類から進化した恐竜は元々は魚食性かつ肉食性であった。大量絶滅で草食性の単弓類と食物連鎖の頂点にあった爬虫類が絶滅すると、恐竜が草食性に分岐進化して巨大化していった。気嚢システムと呼ばれる呼吸器官は現在の鳥類にも受け継がれており、恐竜はそのシステムで低酸素環境を生き延びた。パンゲア大陸は三畳紀の大量絶滅でローラシア大陸とゴンドワナ大陸に分裂した。約2億年前にはキノドン属が哺乳類に進化するが、初期の哺乳類は卵生だった。後期には有袋盤類エオマイアのように胎生で子育てをする哺乳類も現れた。大陸が分裂していたので別大陸の哺乳類は有袋類へと進化している。始祖鳥が出現して恐竜が鳥類に分岐進化していった。被子植物(花)が出現した事で裸子植物の繁殖能力が下がり、大型恐竜は次々に姿を消していった。

・約1億4500万年前・・・・・・・・・・中生代白亜紀。花の時代とも言える。花のバリエーションが増加して繁殖方法が昆虫や哺乳類、鳥類を介した広範囲に及ぶ共生関係を取るようになっていった。真鳥類と呼ばれる歯を持たずに嘴を持った、飛行能力を備えた鳥類が出現するようになった。約6500万年前にユカタン半島に小惑星が衝突して、恐竜と翼竜、海洋性爬虫類、大型爬虫類、単弓類、体長1m以上の動物、アンモナイトなどが大量絶滅した。約76%の動植物が姿を消し、恐竜は完全に絶滅していった。

 

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