都市伝説SP-02:日本史80年サイクル説

2016年03月12日

新しい都市伝説として、「日本史80年周期説」を見つけたので、自分なりにまとめてみます。今度は簡潔に時代の激変期を語ろうかと思います。この説はどこかの学者が2015年になる前にトンデモ本に記述したらしい説なので、最近のオカルトの域でしかありません。2015年が過ぎた今となってはデマや噂の類になりますが、現代や未来の年の場合で80年前を思い浮かべると色々と面白いものが見えてきます。

 

追記:この説の提唱者は『日本は80年周期で破滅する』の著者で社会学者の北見昌朗氏の書物が元だったようです。

タイトル名と本の内容が過激過ぎるので、「日本死ね!」の保育所ママのブロガー同様に著者は叩かれまくってるようです。

ちなみに私は80年周期で起こる日本のイベントを「幕末動乱」及び「二・二六事件~満州事変~太平洋戦争」のような日本史の政治転換期と同様のものとして捉えているので、「日本」という国家が滅ぶ前提で語っている訳じゃない事をご了承くださいませ。

 

 

 

>日本史80年周期説とは何か?

歴史には政変や重要なイベントが永遠にループする感じで周期的に起こっていると紀元前の世界から考えられてきました。有名な言葉に「歴史は繰り返す」というものがあります。

しかし、最近になるまでは政変や激変期が起こるまでのスパン(期間)に統一性や共通点がなかったので、何十年の周期に何が起こるとまでは予想出来なかったようです。最近は明治維新以降の歴史が70年という時間感覚で政変と科学技術の変化が起こっているので、2015年という年の前にこの周期説を唱える学者やブロガーが多かったようです。ちなみに明治維新以前の日本史は「享保の改革」や「寛政の改革」、「徳川吉宗の善政」などが当てはまると考えているブロガーも居るようですが、いずれの改革も財政難や飢饉、江戸の火山噴火などの要因で改革せざるを得なかった出来事だし、制度や社会システムがまるっきり変わった訳じゃないので、明治維新以降の歴史から80年単位で数えるといった周期説が流行ってたようです。

 

 

 

>80年周期説を当てはめた場合の各時代の出来事(Wikipediaより)

・1546年~1547年:トリエント公会議、シュマルカルデン戦争、足利義輝が室町幕府13代将軍に就任、イヴァン4世がツァーリとして即位、イングランドがスコットランドを撃破。

・1626年~1627年:開読の変、ヌルハチの死去、丁卯の役、魏忠賢の処刑、ラ・ロシェル包囲戦、マントヴァ継承戦争。

・1706年~1707年:ポーランド・リトアニア共和国支配、グレートブリテン王国の成立、宝永大噴火。

・1786年~1787年:モーツァルトの『フィガロの結婚』、田沼政治の終焉、松平定信による寛政の改革、徳川家斉が11代将軍に就任。

・1866年~1867年:普墺戦争、薩長同盟、船中八策、第二次長州征伐、大政奉還、オーストリア=ハンガリー帝国の成立、ルクセンブルクが永世中立国に認定される、カール・マルクスの『資本論』発行、ロシアがアラスカをアメリカに売却、キューバ独立戦争、英領北アメリカ法。

・1946年~1947年:国際連盟の解体、大日本帝国の解体、冷戦の開始、華族制度の解体、国際連合の成立、第三世界の台頭、インドとパキスタンの分離独立、農地改革、財閥解体、財産法の改訂。

・2025年~2026年:昭和100年問題(予定)、「JAXA Vision 2025」が月面に人型ロボットを設置する計画がスタートする(予定)。NHKの開局100周年、日本が海底資源からバイオエタノールとウランを生産する計画(予定)。日本の人口が1億2000万人を切る、団塊の世代が後期高齢者となり介護福祉士が38万人近く不足する(予定)。サクラダ・ファミリアの建設予定、ロボットと人工知能が労働現場に投入されるようになる(ロボット革命)。この年までに約700万人近い労働者が失業するが、新しい雇用として約200万人が雇用される(予定)、2005年に誕生した子供達が成人(20歳)になる。中高年フリーター(35歳以上)が200万人を越えて中高年ニート(35歳以上)が100万人を突破する予定。非正規雇用従事者が全体の労働者の6割以上を突破する。中年・高齢者の9割が生活保護予備軍。ロボットと人工知能の人口数が人類の1/100に到達予定。

・2025年~2026年に起きる予定の政変や戦争:???

 

 

 

 

>80年周期説を法則に当てはめた場合は2025年や2026年に何かが起こるのか?

所詮はオカルトと思って聞き流して欲しいとは思いますが、80年周期説の場合で法則に当てはめたら2025年か2026年頃に日本史にとっての激変期が起こるだろうなぁ、という想像が着く気はします。

それが「明治維新」のような内乱になるのか、「太平洋戦争」のような外国との戦争になるのかは分かりませんが、日本が滅ぶ事はまず、あり得ないだろうなって思います。

あったとすれば、アメリカや中国の属国化だとか外国から戦争を仕掛けられる場合になってくる気がしますけどね。

まぁ、内乱のケースの場合は富裕層(上級国民)と貧困層(下級国民)の内乱っていう感じになるんじゃないか、とは思います。

ちなみにここで言う上級国民とは高齢者、政治家、経営者、大企業の正社員リーマン、公務員、作家、芸能人、芸術家、東京に一軒家を持つ人間など。下級国民はフリーター、ニート、若者、中小企業の関係者、派遣社員、契約社員、人材派遣企業の関係者などになってくるでしょうね。今の日本に中流家庭だとか中流の人って殆ど居なくなりましたしね。

ドローンを国会だとかに落とした元自衛官の人が描いた漫画にあったように高齢者と若者の内乱が中心になるだろうなって気はしますけどね。

70年周期説で2015年に何かが起こると予言していた人が多いですが、70年前や140年前は既に「明治維新」や「太平洋戦争」が終わった後なので、事変が起こる時期から推測した場合は80年周期説の方になるだろうなって気はしますけどね。

まぁ、80年周期説が当たってるってことはないと思います。明治維新以降の日本史しか80年の感覚で歴史的な事変が起こってない訳ですから。

周期説を強引に合理化する為に江戸時代の「寛政の改革」や「享保の改革」などまで遡る人も居ましたが、日本史において生活様式や政治システムがガラリと変わった時期なのは「明治維新」「終戦後」辺りになるんじゃないかなぁって気はしますけどね。

「明治維新」は産業革命、「終戦後」には石油や電気エネルギーを生活エネルギーに利用する変換期にあった訳なので、日本史における激変期はここ最近だと「明治維新」と「太平洋戦争」ぐらいしか当てはまらない気がします。

日本史全体で日本史における革命期を述べるのであれば、「弥生時代」「飛鳥時代」「戦国時代」といった具合でしょうね。

弥生時代は稲作や米の伝来がありました。この出来事は日本における「農耕牧畜革命」にあたる気がします。

飛鳥時代は仏教の伝来と中国文化との貿易が始まりました。この事があったので、聖徳太子と蘇我馬子は日本史における革命児とも言えます。

戦国時代はキリスト教の伝来と西洋文化の貿易が始まります。まぁ、この時代は色々言われてますが、信長登場以前から日本史におけるターニングポイントの時代だったと考えられます。

ただし、これらの時代は歴史的なスパンで言うと、変化の時期までの感覚がバラバラだったので、周期説を使う事は無理だった。キリのいい年数で生活様式が変化し始めたのは明治維新以降の日本史からになると思いますね。

鎌倉時代や頼朝が興した鎌倉幕府は日本史の変革期に当たらないのか? という指摘はあるでしょうが、鎌倉時代以外の時代は外国からの文化導入と科学技術の革新によって生活様式や政治システムが変化する流れだったので、国内独自でシステムを変更した鎌倉時代は日本史においてはそれほど重要な変革期には当たらないとは思う。

「明治維新」や「太平洋戦争」が「戦国時代」や「飛鳥時代」の生活変革と同じような存在なのか? というと、後世の歴史家が決める事でしょうけど、「明治維新」に関しては「戦国時代」並の確変期だっただろうなって思いますけどね。

 

 

 

 

>約160年間の日本史の変化について

・1866年~1876年:徳川幕府と薩長・土佐藩などの藩との内乱状態。武士同士の権力争いなので、徳川から薩長や土佐・佐賀などの各藩に権力が移行した。西洋文化と産業革命の導入により、科学技術や西洋学問の約250年分の知識が日本の近代化を促進した。1878年頃には「明治時代」に突入する事になる。封建制度や身分制度が解体されて、議会政治や帝国主義の風潮に呑まれていくことになる。

・~1936年:ラジオ、電話機、映像技術、自動車などが発明される。日本では大正時代が終わり、昭和時代に突入している。世界では共産主義が生まれて、資本主義のアメリカが世界のリード権を握るようになっていた。日本では関東陸軍のクーデターにより、文治派の総理大臣が次々に暗殺されてシナ攻略に軍事拡大を続けていた。ドイツでは多額の賠償金の債務の重みからアドルフ・ヒトラーとナチス政権が誕生している。アメリカはヨーロッパが起こした第一次世界大戦の財源が流れた事で、バブル景気を迎えて高層ビルや摩天楼の現代文化を築いていた。

・1936年~1946年:大日本帝国とアメリカの外国戦争。世界史では「第二次世界大戦(World War Ⅱ)」と呼ばれる。日本はアメリカとの戦争までに清・中華民国・帝政ロシアなどとの戦闘経験があり、中国や東南アジアにも植民地を持つようになっていたので、満州事変や二・二六事件などを通して軍人が政治指揮権を握るようになっていた。アメリカに東南アジアの石油ルートを妨害された上に石油の輸入を禁止された事で追い詰められた日本が「太平洋戦争(大東亜戦争)」を真珠湾攻撃を以て行う事とした。この頃にはドイツやイタリアと軍事協定を結んでいたが、ドイツはソ連の冬将軍で敗北となり、イタリアは政治思想の内乱から敗北する事になる。最期まで粘っていた日本はアメリカに核兵器を2度も落とされた事で終戦を決意する事となった。この時代には石油エネルギーが浸透していたようで、戦艦や戦闘機、各兵器、工場などを動かすのに石油が必要だった。日本は石油の備蓄が1年しかなかったので、東南アジアのルートを封鎖されても貿易の輸入を禁止されても戦争を起こすしかなかったという話がある。この時代に至るまでに日本は人種差別の撤廃が認可されなかった事や不平等条約の撤廃、領土の領有権を認められなかった事などで国際連盟から離脱して国際的に孤立していた。

・~2016年:1947年に華族制度が解体されて、1945年に農地改革や日本国憲法の制定などをGHQに強制される。これを以て、明治時代から続いてきた「大日本帝国」が解体される事となった。現在は大日本帝国が敗軍組織だったので、徳川幕府と併せて大日本帝国の政治も歴史的に批判されるのが一般常識化している。天皇は政治における国家元首ではなくなり、国民にとっての象徴に変わったので、政治には干渉出来なくなった。1950年代以降には石油の貿易が復活したので、農耕用トラクターが普及した事で第一次産業の人手が不要になり始めた。1960年代には自動車・冷蔵庫・クーラー・テレビ・電子レンジなどの家電が大衆にも普及したし、東京オリンピックや新幹線などのイベントもあったので、主要産業が第二次産業内の軽工業から重工業へ路線変更する事になっていった。1973年にオイルショックを迎えると、日本は精密機器や電気機器に関する発明や開発に主要産業の路線を変更する事になる。1989年にはバブル景気を迎えて、アメリカのような高層ビルや住宅街などの現代文化を華開かせる事となるが、1990年にバブルが崩壊して、リストラと自殺ブームに沸く事になる。90年代後期は世紀末という事もあって、『新世紀エヴァンゲリオン』のようなセカイ系のサブカルチャーが若者に大ヒットする。1995年にはオウム真理教のようなカルト宗教や阪神淡路大震災が起こり、1997年にはアジア市場も資本主義に取り込まれたので、グローバル化が進んで国際競争が過激化していった。2000年には国内工場や製造業がアジアに生産拠点を移したので、国内の経済はデフレとなり、無職や失業者が大量に発生した。そこで、小泉竹中政権は非正規雇用をライン工員などにも拡大して失業者対策を行ったが、非正規雇用が爆発的に増加してしまったので、派遣社員の犯罪やニートやフリーターが大量発生する事態になった。2008年にはリーマンショックを迎えて世界的に大不況となる。日本企業はアメリカ型の採用基準を認可しつつも年功序列や終身雇用は正社員に限り、生かしている状況なので、現代の日本の若者が疲弊して、少子化が起こり人口減少社会を迎える状況になっている。高齢者や社会的弱者を倫理的に見捨てる事も出来ないので、税金と社会保障費ばかりが増加傾向に至っている。更にコンピューターやインターネットが出現した事で娯楽創作産業に金銭的価値が必要ないと考える消費者が増えた。文系士業や事務職などについてはコンピューターの進歩に併せて、エクセルやアクセスや会計ソフトなどが充実したので、人間が必要とされる仕事は介護や飲食業のような、クソキツくて、給料がクソ安い仕事しか存在しない形になってしまった。

・2016年~2025年:???

 

 

 

 

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