進撃の巨人 2nd Season

多分、2010年代を代表する漫画・アニメ作品になるんじゃないかなぁ・・・・・・って思いました。

大抵の漫画やアニメは2期辺りから失敗し始めるんですが、この作品は安定したクオリティを保ち続けたなって思いました。

よく『鋼の錬金術師』と比較されますが、2期に関して言うと、『進撃の巨人』の方が面白いです。

 

>今期の進撃の巨人

グロさと悲惨さが増してた気がします。まぁ、ミケだとかナバナの断末魔なんかはトラウマになるぐらい衝撃でしたね。1期に比べると有名なキャラが断末魔を上げる事が多くなってきているから、グロさが更に増してきた気がします。

1期の頃に比べると知性巨人の敵が一気に4体ぐらい増えたので、1期に比べると味方陣営も苦戦を更に強いられる形になってきてますね。

ネタバレになりますが、知性のある巨人は全部で9体居るそうで、人間時の能力を有したまま特殊能力などが使えるのが9体の巨人の特徴のようです。

今期では進撃の巨人(エレン)、超大型巨人(ベルトルト)、顎の巨人(ユミル)、鎧の巨人(ライナー)、獣の巨人(???)の5体が大暴れしている感じですね。女型の巨人(アニ)は人間側に捕獲されているので、登場しませんでした。

9体の巨人って言う設定が『ワンピース』における王下七武海みたいな感じの設定だなぁ、とか思ったんですが、バトル漫画においてはそういうグループ分けだとか組織関係みたいなのが生まれるのは必然なのかもしれませんね。

 

最終回は1話で自分の母親を食った仇のモブ巨人と戦闘する事になって終わるんですが、実はこの巨人の正体も超重要人物だった事が明かされる事になっていきます。

1期の頃と違って、知性巨人が多数出現した事で無垢な巨人(雑魚巨人)を利用して戦闘するパターンが多くなってきた気がします。

3期の頃になると、人間側が新兵器を開発したり、巨人を利用して戦争しそうな展開にも見えてくるんですよね・・・・・。

まぁ、漫画版のネタバレだと、史実における民族戦争と似たような感じになってきているようですね。

1期の頃は巨人が上の存在によって作られた実験生物だとか宇宙人がもたらした文明による副産物が巨人だとか色々言われてた気がしますが、人気作品になってきた事から、民族戦争だとか国家戦争に巨人を利用するっていう展開に変わってきた気もしますね。

 

>2期の特徴

有名なキャラが次々に死んだり、1期のモブキャラの断末魔や死に方よりも悲惨な死に方をするキャラが多くなってきた気がします。

まぁ、原作漫画を忠実に再現した結果なんでしょうけど、昔の時代の地上波では絶対に流せなかった光景だろうなぁって思います。

あと、1期でモヤモヤしていた伏線とか謎を徐々に明かしていってる感じですね。

3期になってくると、中央政権における歴史だとか政治、宗教、民族に関わってくるそうですが、2期以上に戦闘シーンが少なくなるという話があります。

中央政権に調査兵団が介入するエピソードを王政編なんていうそうですが、このエピソードを3期に入れてくるのかどうかは不明です。

ただ、戦闘シーンの異常な少なさと複雑な政治劇みたいな物が行われるので、若年層とかには不人気及び不評っぽいですけどね。

 

 

>2期で印象深かったシーン

やっぱり、ミケだとかナバナの死に方とか最期じゃないですかね・・・・・まぁ、現実世界に当てはめると、ああいうキャラ達の死に方が一番リアルな死に方なんじゃないかなぁ、と思う。

1期の頃は断末魔を上げる人が少なかったし、断末魔を上げるとしてもモブだとか出番の少なかったキャラとか新米ばかりでしたからね。

普通の人はハンネスさんが死ぬところとかエレンが巨人を操作するシーンを上げると思うんですが、ミケだとかナバナの死に方が一番リアルな死に方で嫌だなぁ・・・って思ったところですね。

まぁ、2期は104期生で死ぬキャラが居なかったので、レギュラーキャラっぽいキャラの死が無かったのは良かったんじゃないかなぁ、って思う。

と言っても、104期生の過半数が知性巨人だったり超重要人物だったりするんですけどね。

この漫画・アニメはかなりの人(キャラ)が惨い死に方をするらしいんですが、俺がこのアニメを見てる時の感想としては「洋画を見ている気分」なんですよね。

多分、洋画の登場人物もレギュラーキャラの一人か二人以外全滅するからなんだろうけど、このアニメを見てる時の印象も洋画を見ているような気分でしたね。

『ジョジョの奇妙な冒険』の方が洋画っぽい漫画なのかもしれませんが、『進撃の巨人』は主人公が追い詰められるシーンが多過ぎるし、2期になっても主人公が助けられる命なんていうのは殆ど無いから、洋画のリアルさは『進撃の巨人』の方があるような感じがするんですよ。

ジョジョの場合は主人公無双が結構多いし、主人公が救う命も多いんだけど、『進撃の巨人』の場合は主人公が助けた命っていうのは、殆ど無いから妙なリアルさがある。

洋画の主人公なんかも助けられる命なんていうのは限りがあるんだけど、『進撃の巨人』の場合もそんな感じですね。

2期に至っては間接的にエレンのせいで、大勢のキャラが亡くなる事になるので、エレンが助けられた命っていうのは、全く無かったです。

この辺が普通の漫画と『進撃』の違いなんじゃないかなぁ、って思う。

普通の漫画だと主人公が無双して、結構多くの命を救ったりするもんなんだけど、『進撃の巨人』の場合は一切それが無いですからね。

1期の頃に無双していたリヴァイは女型の巨人との戦闘のせいで負傷状態で戦闘不能。ミカサに至っても負傷状態が多かった事と知性巨人との連続戦闘が続いたせいで、無双出来なかった感じですね。

あと、一時的に味方になっていた顎の巨人(ユミル)は進撃の巨人(エレン)よりも戦闘力が低い描写が目立った。

だから、今期の『進撃の巨人』は洋画のリアルさがある。

洋画の主人公なんかも無双してる場面なんていうのは、『スター・ウォーズ』だとか『スパイダーマン』とか数える作品ぐらいしかありませんからね。

あと、世界観が中世ヨーロッパ風な訳なので、尚更『進撃の巨人』は洋画っぽくも見えて来る。

多分、ハリウッド映画と一番組み合わせが良さそうなのが『進撃の巨人』な気がするんですよね。

邦画の方は大失敗したけど、ハリウッド映画は上手い事調理しそうな気はする。

 

 

>EDについて

EDのテーマソングを歌ってるのは神聖かまってちゃんだそうですが、EDの絵の怖さと声を加工しているせいで、妙な神秘性のある曲になってた気がします。

ちなみにEDの歌詞は英語と日本語を混ぜたものだそうで、ドイツ語は一切無いそうです。

EDの歌詞そのものに深い意味はないようですが、EDの絵は今後の物語の展開を暗示しているもので、「ネタバレ全開のED」とか言われてますね。

私は漫画を毎号買ってる訳じゃないんですが、あの漫画は最終的にはアニメ版で100話以上を越える超大作になりそうな気がするんですよね・・・・。

結局は人間同士の戦争だった事が漫画で明かされたみたいなので、展開次第ではアニメ版で100話越えそうだなぁ、って思う。

 

作者自身はアニメ版が50話ぐらいで終わるぐらいの物語数に抑えたがってそうな気がするんだけど、スポンサーだとか出版社が許さないだろうから、100話以上越える超大作になるだろうなぁ、って思うんですよね。

まぁ、人間同士の戦争という規模になってくると、いくらでも物語が思い浮かびそうだし、あの世界だと一部の科学技術(巨人化の能力や立体起動装置)が突出している場面がある訳だから、前時代の文明だとか滅んだ文明(我々の世界の文明)の存在も明かされていきそうな気がするんですよね。

まぁ、異世界の文明との干渉はその内漫画で出そうな展開に思うんですよね。

元ネタが『マブラブ・オルタナティブ』な訳だし。

 

作者は僕と同い年ぐらいの若者だろうから、お人良しな性格から漫画をずっと続けさせられていきそうな予感がするんですよね。

まぁ、ここまでの人気作品になってくると、スポンサーだとか出版社だとか色々な利権団体が永遠に辞めさせてくれないでしょうね。

 

>進撃の巨人は何故大ヒットしたのか?

先進国全体で少子化だった事に尽きそうな気がします。多分、少子化でなければ、カニバリズムだとかグロシーンとかは一切地上波や青年誌で許されるはずがないと思いますから。

『進撃の巨人』だとか『ドリフターズ』『幼女戦記』なんかを見てると、劇場版の『新世紀エヴァンゲリオン』だとか『伝説巨神イデオン』なんかが当時叩かれまくってたのが嘘のように思えるんですよね。

単純なグロさとか残酷さとかを考えると、今時の地上波のアニメの方が画が綺麗な分、尚更惨い事になってますからね・・・・・・・。

 

まぁ、少子化でなくてもグロ漫画だとかグロアニメはヒットしそうな気もするんですが、世間の目という奴があるので、現代以上にアニメファンを名乗ってる大人というのは少なかった気がするんですよね。

あと、『進撃の巨人』とか『ドリフターズ』みたいなアニメがウケてるのを見ると、世間だとか社会に鬱憤溜まってる大人だとか若者もそれなりに多くなってるんだろうなぁ、って思う。

今のバトル漫画やバトルアニメって、『ドラゴンボール』だとか『ワンピース』みたいな死人が少ない漫画やアニメの方が批判され易い状況になってきてますからね・・・・・。

まぁ、90年代の頃に『進撃の巨人』だとか『ドリフターズ』とかを放送していたとしても、それほどヒットしなかっただろうなって思います。

マイナーな漫画やマイナーなアニメ程度で終わってたと思う。

当時の『ジョジョの奇妙な冒険』とか『GANTZ』『寄生獣』なんかがそういう評価だった訳だし。

でも、現代では素材だとか原作が大量に不足しているせいか、少子化のせいか、グロい漫画だとか救いのない漫画の方が人気が高い状況になってきてますしね。

まぁ、現代の先進国の若者だとか青年が悲惨な状況になってたり、貧困が長期化している事も背景にありそうな気はしますけどね。

 

1期が放送されていた当時に巨人=老人、古い体制・利権の塊、人間=若者、革命、新しい体制を求める自由の翼だとか考察しているサイトだとかコンビニ本があったんですが、漫画の現在の展開を見てると、巨人を利用する国家=新しい体制を求める者・復讐者、壁内の国家=旧体制・老人という構図になっていて、全くの逆になってるんですよ。

 

実際は壁の外で巨人に変身出来る人間国家の方が新しい体制だとか自由の翼を求めていたというオチになっていた訳です。

 

 

>巨人の正体

2期の最期で「元人間なんじゃないか?」とハンジが仮説を出してましたが、漫画版では既に巨人が元人間(重罪人)という仮説は確定しているようで、国家によって戦争の道具として利用されてきた事が明かされてるようです。

1期の時点で巨人が元人間なんじゃないのか? という考察・意見が数多くありましたが、死体(ゾンビ)説が有力でしたね。

あの頃はまさか無知性巨人までもが生きた人間が巨人の正体だったとは考えられてなかったでしょうし、戦争の生物兵器や刑法による罪と罰だとも想像されてなかったんじゃないか、と思いますね。

 

1期の頃に巨人に消化期間や生殖器が存在しないので、食べた人間を吐き戻した状態の残骸が映されてた気がしますが、巨人側もやりたくてやってた行為じゃない、と考えると色々と複雑な気分にもなります。

ネタバレになりますが、巨人が人間を捕食する基本行動は「人間に戻りたい」と願う本能と深層心理からだそうです。

ユミルがたまたま人間に戻れたのは知性を持つ巨人(9つの巨人)の力を有するマルセルを捕食した効果からだそうです。

まぁ、知性巨人の力はチートで夢と希望のように見えますが、実際にはこの能力にもペナルティと強大なリスクがあるようです。

 

つまり、無知性巨人は知性巨人の能力のある人間を捕食しない限りは知性と人間時の姿を取り戻す事が出来ないので、永遠に彷徨い続けて人間を捕食し続けるしかないという訳です。

じゃあ、この漫画における”倒すべき敵”は誰なのか? と言うと、人工的に巨人を作り出した組織や国家という事になりますね。

そういう事で、現在の漫画は戦争編に突入し始めてるようです。

 

 

>巨人はどうやって増えるのか?

生殖器が存在しないので、巨人を増やすには重罪人を人工的に巨人にするかコニーの村の巨人のように巨人に変身させるように仕組むしかないようです。

まぁ、人間側の犠牲者は相当多いと思いますが、巨人側も調査兵団によってだいぶ駆逐されているはずなので、巨人が増え続けるのが謎だった訳です。

漫画版では壁の外に別の国家や島・大陸が存在していて、そういう組織が重罪人を人工的に巨人にして送り出しているから、巨人が一向に減らないという話になってるようですね。

 

まぁ、生きた人間を巨人にした方が物語に悲壮感が出るからそういう設定にしたんだろうけど、普通に無知性巨人は死体(ゾンビ)だとか脳や言葉を失った人間、出来損ないの新生児で良かったんじゃないか? って思うところはありますけどね。

デザイナーチャイルドだとかクローンだとかの新生児やら子供を利用した方が実験でのえげつなさは増すでしょうけどね。

 

生きた人間を人工的に巨人にする実験云々の話はナチスドイツレベルの話に思うんですが、戦争に利用するとしても非効率な感じはするんですよね。

まぁ、あと、政治犯として巨人にさせられた人も居るだろうから、中世的な世界観でなければ、内乱が起きて巨人を作ってる国家自体が滅亡しそうな気がしたりして、この設定を読んだ時は色々と無理があるような気がしたりしたんですよね。

あの世界は中世的な世界観だけど、こんな話が現地の一般大衆にも伝わったら、クーデターや内乱を起こされて終わるだろうなぁ、って思うんですけどね。

 

巨人は人工的に生み出された物という想像は1期の頃にもされてたけど、中世的な世界観で巨人化能力を科学的に作り出せるというのが凄すぎるので、壁の外に巨人を生み出している国家があるだけという設定以外にも驚愕の設定がありそうな気がするんですけどね。

 

EDの絵の最初に少女に巨人化の能力を渡している悪魔が居ましたが、あの正体が地球外知的生命体(宇宙人)か旧文明のロボット(人工知能)もしくは人間っぽい気がするんですよね。

まぁ、あの漫画はファンタジージャンルじゃなくて、SFに近くなってきたので、悪魔の正体も単純に悪魔じゃないでしょうね。

 

あの漫画は中世的な世界観とよく言われていますが、缶詰は現実世界だと18世紀のナポレオン戦争の頃に編み出されているし、大砲も18世紀の技術な訳なので、中世の世界観じゃないでしょうね。

その割にはあの世界に工場っぽい建造物が一切無いし、村や町の風景と食文化が12世紀ぐらいの中世期のドイツっぽいので、軍事技術と民間の慣習の時代感覚がだいぶズレてる気がするんですよね。

まぁ、漫画なので、そこまで気にする必要はないのかもしれませんが、ユミルがライナーの読めなかった文字を読めたりしてる訳なので、過去の歴史に色々と何かありそうな気はするんですよね。

 

あの漫画の歴史の始まりは巨人の力を人間に与えた悪魔の存在な訳ですが、悪魔が巨人の力だけを渡したようにも思えないので、軍事技術だとか一部の科学技術も悪魔が教えてそうな気がなんとなくするんですよね。

で、巨人化の能力も薬品だとか科学技術でどうにか出来るって展開になっているので、単純なファンタジー漫画じゃないでしょうね。

SF漫画に段々近くなってきてると思います。

なので、あの絵画の悪魔の正体も童話や神話とかに出てくるそのままの意味の悪魔じゃないだろうな、って思いますね。

多分、展開的にはあの悪魔は宇宙人か旧文明のロボット、異世界(パラレルワールド)のグリシャ辺りなんじゃないかなぁ、と思う。

まぁ、あの世界における神だとか上位種のような存在かもしれません。

多分、最終回付近にはあの悪魔が人類と巨人にとってのラスボスとして出現しそうな気もします。

『進撃の巨人』は世界が何周もループしているという説もあるらしいので、我々の世界の文明の歴史が悪魔によって、断片的に『進撃の巨人』の世界に繋がってる可能性もあるでしょうね。

 

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