MGS2の予言について

最近、PSVitaでMGS2を再プレイするようになったんですが、ゲームで指摘されていた内容が現実に近いような状況になっていて、深いゲームだな、と改めて感じるようになりました。

 

>MGSって?

『メタルギアソリッド』は1998年にソニーのPS1用に販売されたミリタリーがモデルのステルスアクション(スパイ)ゲームです。多くの人はシリーズがこの作品からスタートしたと感じそうですが、シリーズそのものは1987年にMSX2用に販売された『メタルギア』が初代にあたるようです。シリーズが本格的にスタートし、数年おきに続編が出されるようになったのは『メタルギアソリッド』なので、シリーズそのものはMGS1が最初という風に感じる人は多いかもしれません。

公式的には『メタルギア』と『メタルギア2』はMGSシリーズのパラレルワールド扱いになっているようですが、ストーリーの本流や展開はMGSシリーズに組み込まれているようなので、『メタルギア』と『メタルギア2』もMGSシリーズの一部だとは言えます。

主にアメリカで『MGS1』が大ヒットした影響で、2001年頃には『MGS2』がPS2用に販売されました。当時はアメリカ同時多発テロが起こった年なので、終盤におけるメタルギアが暴走するムービーシーンなどは大幅にカットされた為、ストーリー的には何が起こったのか視聴者にはよく分からない展開になっています。

この時のムービーシーンには自由の女神像が破壊されたり、星条旗がボロボロに切り裂かれるなどのシーンがあったりしたそうですが、テロに配慮してムービーシーンは大幅にカットされました。

MGSシリーズはタイトルの頭文字の一字を取って、その頭文字から始まる英単語に繋がる言葉がシリーズのメインテーマに添えられるようです。

ただ、それはナンバリングタイトルの「1」「2」「3」だけであり、番外編や「4」にはそれは連動しないようです。

MGS1は「遺伝子(Gene)」。MGS2は「ミーム(文化的遺伝子=Meme)」。MGS3は「時代(Scene)」となっているようです。

今回お話するMGS2では、「Meme」が主なテーマになっています。

ミームとは1972年頃に生物学者のリチャード・ドーキンス博士が提唱した造語の「ミーム」から来た言葉で、意味は言葉や文字、歴史、伝統、文化、インターネット、コンピュータープログラム、映像、写真など人類文明や科学が残してきた記録を総合的に総称した言葉のようです。

 

 

>MGS2の予言って?

2017年頃にTwitterなどでトレンドになった話です。最近でも有名なバーチャルYoutuberがMGS2をプレイした事でSNSなどで話題になったようです。

その内容とは、ゲームの登場人物が指摘した言葉や問題点が現実のネット社会の状況をよく言い表しているというものです。

早い話がまとめブログやらSNS、動画サイトなどにおける誹謗中傷だとかデマ、陰謀論、根拠のない作り話が無尽蔵に蓄積されていっている状況は現代のネット社会の問題点を的確に指摘しているという話です。

2001年当時はSNSはおろか、Youtubeやまとめブログも存在しなかった訳ですが、1999年に2ちゃんねるが既に出来ていて、2001年頃までにはネオ麦茶バスジャック事件なんかがあったので、当時にインターネットやパソコンに触れていた人が居たら、2010年代以降のネット社会に対する予言というよりは当時のネット社会に対する風刺という事は理解出来そうなのですが、Twitterで何度かトレンドにはなりました。

まぁ、2001年当時から2ちゃんねるなどの電子掲示板はマスコミや著名人などから批判されていたものですが、一部の犯罪に関与する問題を除けば、民度は現代のネット民度よりは落ち着いていた感じでした。

その理由は当時のパソコンや携帯電話は高価な電子機器で、子供一人でさえも手軽に所有出来る代物じゃなかったし、インターネットが使える機器はパソコンぐらいな物だったので、2ちゃんねるレベルの掲示板であっても、それなりに裕福で常識のある人間しか書き込めなかった訳です。

ところが、2010年代以降にはITやらネット関連のものが一般化あるいは低価格化が進んだので、インターネットは老若男女問わない誰もが使えるようになったし、貧困層や無職の人間もネットの社会で書き込みが可能になった訳です。

MGS2に出てくる大佐に化けたAIが指摘した「膨大に蓄積されていく糞の山」というのはおそらくは現代におけるネット社会で無責任に作り出されていく一般人の発言だとか話の事になっていくだろう、とは思います。

そういう状況が現代のネット社会とMGS2のAI達が話していた状況に近い事になったから、SNSやらYoutubeで騒がれているという気はします。

まぁ、2001年当時の時点で2ちゃんねるとかを知ってる人が居たら、2ちゃんねるなどの電子掲示板を風刺しただけのような気がしますが、現代のネット社会は2001年の2ちゃんねるの時なんかよりも悪化していて、誰もが適当な事を無責任にネットの社会で掃溜めていくだけの社会になっちゃいましたからね。

MGS2でのネット社会の予言はアメリカのネットで最初に話題になったらしいですが、アメリカにも2ちゃんねる的な電子掲示板は2001年の時点でありふれていただろうし、アメリカにも陰湿なネットコミュニティは2001年の時点で存在していただろうから、MGS2開発時点ではアメリカにおける2ちゃんねる的存在のネットコミュニティに対する風刺が元だったのかもしれません。

 

2ちゃんねるは2001年の時点でマスコミや色々な著名人に批判されていて、警察が必死になって潰そうとしていたコミュニティでしたが、現代のネット社会はあの頃より酷い状況には悪化したと思います。

まず、まとめブログの存在とかは、言うなれば、2ちゃんねるにおけるスレッドを管理人が恣意的に編集したもので、そのサイトを閲覧するだけで管理人に広告費が入ってくるアフィリエイトシステムが組み込まれている訳です。

現代におけるYoutubeなんかも大体金銭絡みか知名度上昇目的の訳で、やっている内容そのものはTVショッピングだとかTVのバラエティ番組と似たようなものです。

SNSやら動画、ブログなんかも自身の知名度向上目的が大半の訳なので、そこから紡ぎ出された言葉だとか意志なんてものは大抵は他人の受け売りか疑似的に体験した話やエピソードに過ぎない訳です。

要するに今のネット社会の大半のコンテンツ(内容)は自分の言葉だとか本音に欠けているところが多いとは思います。

だから、SNSとかYoutubeで今頃になって、『MGS2』でAIらが指摘していた内容や台詞が注目されるようになったんだろうな、とは思います。

2001年当時のネットは発言やサイトを残す事で金銭やら知名度、名誉が手に入るなんて事は一切無かった訳ですが、2010年代以降のネットは一発当てれば、一般人も有名人になる事が可能になり、金銭もネットで適当な言葉や適当なエピソード、体験談などを載せる事で手に入るようになった訳なので、民度というものは2001年当時の状況より低くなった訳です。

『MGS2』でキャンベル大佐に化けたAIが言っていた無尽蔵に湧き出る「クソの山」というのは、その事だろうな、とは思います。

2001年当時はネットに何かを残す事で金銭が発生したり、知名度が上がって一般人が有名人に這い上がる状況はありませんでしたからね。

あと、2001年当時は富裕層や成人したある程度のIQを持つ人間ぐらいしかパソコンやインターネットに接続する事は不可能だった訳なので、民度はあの頃の方が高かった訳です。

当時はインターネットが利用できる機器はパソコンだけしかありませんでしたし、パソコンの当時の平均価格は30~20万以上はしたのは間違いありませんからね。

まぁ、2001年当時のネット社会も常識を疑うような人物や発言、体験談なんかが色々あって、実際に2ちゃんねるが起因してネオ麦茶事件とかがあった訳だから、あの頃からネット社会の民度は現実社会の民度よりは低かったでしょうけどね。

そもそもMGS2におけるミームはネット社会だけを対象にしたものではなく、ゲーム中の登場人物もネット社会を示唆して言っていた訳じゃないんですが、インターネットやコンピューターの世界に近いAI(人工知能)が発言していた事やAIが指摘した状況が現代におけるネット社会に極めて酷似している事から、ネット社会を風刺した予言だとして注目されたようです。

ところで、何故、現代のネット社会は2001年のネット社会よりも民度が低くなったのか? と言うと、インターネットという文化が貧困層や無職、老若男女にも伝播して浸透するようになったのが大きいかとは思います。

要するにインターネットがマイナーからメジャーな存在になった為に人口母数が増えて、酷い発言やら醜い状況のものばかりが現代のネット社会で多く見かけるようになった訳です。

あとはツールの多様化でしょうね。2001年当時はインターネットを行うにはデスクトップパソコンかノートパソコンを使うしかなかった訳ですが、現代は寝転びながらスマートフォンでプログラミングや動画編集さえも行える技術力に進化した訳です。

そして、そのスマートフォンとかのモバイル端末はその辺の女子高生や小学生でも持つ事が出来る訳なので、知識も経験もない人間が浅はかな知恵や人から聞きかじった話を平気でネット社会でばら撒く事も可能になったという訳です。

現代のインターネットに繋げられる機器はスマートフォン、タブレットPC、パソコン、携帯電話(ガラケー)、ゲーム機、音楽プレーヤー、TVなど多種多様な端末がある訳です。

そんな状況ならば、子供や老人は「ネットを使うな!」と言う方が無理でしょうし、ブログやSNS、Youtubeなどで適当な発言や適当な事を行うだけで、ファンが増えたり読者が固定化されていき、金銭が得られるのであれば、正しいかどうか分からない情報や実際に体験していないエピソードを適当に流す人が増えていくのは当たり前だろう、とは思います。

2001年当時のネット社会もクソだったとは思いますが、あの頃は金銭や知名度が手に入る訳じゃない事が分かりきっていたので、純粋に情報交換や知識を得たい人だけしか集まらなかった訳です。

あと、2001年当時は日本もアメリカも今ほど経済的に困窮している状況ではありませんでしたからね。

少子化も現代ほど深刻ではありませんでした。

アメリカは2001年当時に比べると経済的成長が伸びていますが、あの頃は有色人種がITやホワイトカラーなどで経営者や経営幹部になるという状況は少なかったでしょうし、人材派遣ビジネスとかも今ほど酷くはありませんでしたからね。

最近はアメリカで黒人差別問題がぶり返しているようですが、現地の白人とかがブルーカラーや底辺職などに転落して、黒人と同じような仕事を行う環境や状況が増えてきている事もあるのかもしれません。

まぁ、私がこう話した内容も根拠も真実性も全くないデマや憶測でしか過ぎない訳ですが、そういう話を当たり前のように話す人が多いのが現代のネット社会の状況という訳です。

2001年当時はサイトやホームページを作成して、多くの人に閲覧してもらう為にはHTMLやCSSなどのプログラミング言語の技術や知識が必要でした。

しかし、2005年前後ぐらいにはレンタルサイトやらレンタルブログなんて物が登場して、プログラミングの知識がなくても商用やら企業用のサイト以外であれば、レンタルサイト程度で充分な状況が出来た訳です。

この時点で私のような、低レベルなIQを持つ人間でもインターネットの世界で、適当な言葉や発言を無責任かつ無慈悲に残す事が可能になった訳です。

更にインターネットの敷居が低くなったのは、YoutubeやらSNSの出現です。このレベルになってくると、アカウントさえ作成してしまえば、トイレでクソをしている時でも風呂でオナニーしている時でも適当な思い付きの発言や言葉をネットの世界に垂れ流す事が可能になった訳です。

そして、本人は酒の勢いだとかその場の勢いで投稿しただけのつもりの発言や言葉がいつの間にか炎上したり通報されているという状況も生まれている訳です。

それが今のネット社会の状況でしょうね。

自民党や警察は著名人がネットの誹謗中傷を苦に自殺した事を契機に、ネットでの投稿を欧米や欧州と同じく本名制に切り替える法案なんかを検討・施行するらしいですが、その状況になったらなったで、日本で無敵の人が増える事にはなるでしょうね。

無敵の人というのは要するに青葉容疑者だとか川崎通り魔事件の犯人などの事ですが、日本人はインターネットでの発言や投稿をストレス解消やガス抜きに利用している部分も多いので、ネットでの投稿や発表を制限あるいは禁止する行為に出たら、今度は犯罪率が上がりそうな気がするんですよね。

 

日本の匿名性のネット文化が良い訳じゃないでしょうけど、現代日本はネットぐらいしかガス抜きが出来るところもない訳だから、自民党や警察がやろうとしている法案は却って自殺者や犯罪者を増やす結果にしかならない気はします。

まぁ、日本のネットが陰湿あるいは金に強欲な奴が増えた理由の一つとしては、人材派遣ビジネスや底辺職などが無駄に増えすぎた反動なんかもあるんじゃないかと思います。

2004年頃にIT革命が起こり、2000年代初頭から人材派遣ビジネスがアメリカで流行するようになりますが、現代では人材派遣ビジネスは日本が世界一になり、アメリカの数倍以上の規模の人材派遣企業で蔓延っている訳なので、ストレスを抱えていない日本人が居ないはずがないし、大抵の日本人はネットが匿名性であれば、ネットでガス抜きしたいと考えるのも自然かとは思います。

IT革命については本やテレビやネットでメリットや良い部分ばかりしか語られていませんが、IT革命が起こった事で資本主義における格差社会がより二極化するようになり、理数系以外の人材はえたひにんかそれ以下の畜生レベルの底辺職ぐらいしかあり付けなくなった訳なので、IT革命以降の社会が良い社会の訳がないでしょう。

マイナーかつアンダーグランドの世界だったインターネット社会もモバイル端末の登場やネットが使える機器の多様化で子供も老人もITリテラシーもプログラミング言語も知らない人間が書き込みや著名人気取りを行えるようになった事でネット社会の民度は下がったし、金銭収入や著名人に成れる事例が出来上がってしまった事で、誰もが真実をネットで語る事は殆どなくなりましたからね。

そもそも2000年代当時からインターネットで真実を語っていた人なんて居るのかどうかは分かりませんが、あの頃は純粋に自分の言葉で自分の体験談やエピソードを真剣に語る人は多かっただろうから、現代のネット社会に比べればマシなのかもしれません。

まぁ、そう想う事自体が幻想なのかもしれませんが・・・・・。

 

>MGS2で予言されたもので現実化したもの

2001年当時はあのゲームの世界は近未来であり、SFの世界でした。劇中の時間も2007年~2009年という事になっていますが、発売当時は2007年以降の時代は未来でした。

『MGS2』で予言されたものが現代のネット社会の様相だけなのか? と言うと、現代になってあのゲームの世界で一般化されていた技術や製品が実現したものも多いです。

まず、最初にドローンです。Wikipediaでは無人偵察機あるいは無人航空機などと説明されている工業製品ですが、2001年当時はドローンそのものは一般には有名ではありませんでした。

概念や工業製品そのものはMGS2以外のSF作品とかでも数多く登場しますが、現実の社会ではドローンそのものが話題になった事はありませんでした。

ドローンが世間一般で話題になり始めたのは2013年頃からなので、民間で発売されるようになったのは大体それぐらいの時期という事になります。

軍事的には2003年のイラク戦争で導入されたという話を聞くし、2005年のアフガン紛争ではドローンが現地の民間人を射殺したなんてニュースも聞いた記憶があるので、軍事的にはそれぐらいの頃から実用化されていたような気はします。

Wikipediaで調べても現代のドローンの元祖になるものの歴史というのが分からないので、現代におけるドローンの元祖が現実社会のどのぐらいの時代から現れたのかはよく分からないです。

ゲーム『スマブラSP』ではソリッド・スネークが上Bを押す事で上空に上昇する為のアイテム・技としてサイファーと呼ばれるドローンがスネークを持ち上げますが、劇中のサイファーはスネークや雷電にとっての敵であり、オタコンが発明した機械とかいう設定ではないです。

 

2つ目にMGS2で予言されたものとしては、VRというものがあります。VRの要素は『MGS1』のミニゲームの「VR訓練で既にありましたが、現実社会で実用化されたのはつい最近になります。

VR映像を見れるVR装置が現実社会で話題になり、販売されるようになったのは2014年頃からです。主な機械にソニーのPSVRとかがありますが、現代ではゲームやらAV映像の視聴に利用される事が多いです。

SF作品などでは古典作品の頃から物語のガジェットとしてよく出てくる技術・アイテムでした。概念そのものは1950年代以降にはあったようです。

VRは仮想現実の略で、SF作品などではシミュレーターとして用いられたり、登場人物が昏睡状態になった状況で脳内で仮想現実の世界を楽しむといったシチュエーションが多いのですが、現実の社会は起きている状態でVR装置のヘッドギアを装着して視聴覚的にゲームやAVの内容を楽しむといった芸当ぐらいしか出来ないです。

ドローンと同じですが、タブレットPCやスマートフォンのように一般に定着するようになった技術やアイテムの領域ではありませんね。

MGS2で予言された内容の3つ目としては、「人工知能」や「ロボット」があります。ゲーム内に登場する人工知能は「愛国者たち」と呼ばれる5つのネットワークで構築されるものですが、その内のいくつかのネットワークが雷電に雷電の知っている人物に偽装してその人物を疑似的に構築・演技するという展開が劇中にありました。

これが発狂大佐だとか発狂ローズとか言われるAIの事です。

普通のSF作品のAIは独自の人格を持っていて、ロボットだとか何かに憑依して主人公のアシストや仲間を演じるという表現が使われるのが普通です。

しかし、MGS2内のAIは実在する登場人物に偽装・演技してそれが黒幕あるいはラスボスといった表現が使われたので、発売当時から色々と話題になりました。

この人工知能という部分はMGS4でもピックアップされて、MGS4では「愛国者たち」と呼ばれるAIネットワークを破壊する事で世界を救うという風な展開になっていきました。

「愛国者たち」は元々はネイキッド・スネーク(ビッグボス)を『MGS3』内で支援した仲間や敵メンバーで構成されたグループあるいは組織だったのですが、組織の創始者である人物が高齢化あるいは組織のメンバーが次々に離反あるいは死亡していく中で、業務委託はAIに任せるという流れになっていたようで、世界を動かすのはAIだったという事になったようです。

スマブラシリーズなどをプレイした人は「愛国者たち」が人間で構成された組織やグループのように感じるかもしれませんが、実態は創始者が作ったAIネットワークが世界を管理・操作・情報統制・支配していたものだったという話です。

MGSシリーズ内においては、おそらく人工知能が最初に出てきたのが『MGS2』。劇中の時系列で言うと、『MGS PW』が最初かと思います。

現実の社会でも人工知能を素人が開発出来る時代になり、本やマスコミ、ネットで注目されて話題になるようになりました。

人工知能は主にC言語やPythonなどのプログラミング言語で設計・開発する事が可能で、最近はコード行が少なく、修練も少ないPythonで開発する事が注目されているようです。

現実の社会では、人工知能をロボットやぬいぐるみなどに憑依あるいは人格を移植する事は不可能で、ロボットなどに行う場合はリモートコントロールが必要になるようです。

現代の科学技術ではロボットと人工知能を融合させる事は不可能で、ドラえもんやロックマンのように人格を搭載したロボットというのは現実社会にはまだ登場していない段階です。

人工知能には強い人工知能と弱い人工知能という区分があるようで、とりあえず、自分で思考して行動するプログラムは強い人工知能と呼ばれるようで、定型文や決まったパターンでしか質疑応答出来ないプログラムは弱い人工知能(人工無能)などと呼ばれるようです。

SiriやAlexaなどのAIアプリは弱い人工知能に分類されるようで、業務においては人工知能を利用した企業や業者、官公庁などもあるようですが、何かに憑依した人工知能が動的作業を行えるというニュースは世界のどこに置いても聞く事はないです。

人工知能が現実社会で話題になり始めたのは2015年頃ぐらいからだったと思います。SF作品などでは古典の頃からよく利用される話題あるいは技術だったのですが、現実の社会で人工知能が話題になり始めたのは大体2015年前後ぐらいな気がします。

人工知能を作る際もプログラミング言語が必要になるのですが、高度な人工知能を設計するにはCやC++、C#などC言語に関する言語は必須になってくるので、人工知能を設計するのはかなり難しいです。

SF作品などでは何かに憑依・人格を移植されたタイプの物が人間の仕事を行ったり、人間の家族や友達になったりするものなのですが、MGSシリーズだとか現実社会の場合は人工知能がロボットやぬいぐるみ、無生物に人格を植え付けられて動作するという段階にまで行っていないようです。

MGSシリーズにもロボットはあるのですが、有人型ロボット兵器(メタルギア)や無人型無人格兵器(月光やMk-2)などしかないようなので、人工知能を移植されたロボットというものはないようです。

MGSシリーズから遠い未来の時間軸になるという噂もある『スナッチャー』には人工知能を移植されたロボット(メタルギアMk-2)が登場するようです。

 

 

>これからの現実社会はどうなっていくのか?

これからの現実社会がどうなっていくのか? を予想すると、『MGS4』のような時代あるいは価値観になっていくんじゃないか、とは思います。

20年前の『MGS2』が今頃話題になり始めたので、2028年頃には『MGS4』の思い出話や『MGS4』の予言などの話題がSNSなどで広まっていそうな気がします。

『MGS4』では『MGS2』で話題になった武器のID登録というのがより厳密化されて、それと使用者の結びつきを強固にする為に体内型ナノマシンが一般兵士の間でも浸透しているという状況になっていました。

体内型ナノマシンは治療用と個人識別用と情報探索用の3種類のものが現実社会で浸透しているんじゃないかな、とは思います。

まぁ、ナノマシンの技術もMGSシリーズに限らずに色々なSF作品で予想されている技術なので、現実社会でも2030年代ぐらいには現実化しているんじゃないか、とは思います。

『MGS4』ではソリッド・アイのようなスマートグラス、情報探索アイパッチのような物がありましたが、スマートグラスはAppleが今後一般販売する噂があるそうなので、その内に実現化するんじゃないか、とは思います。

『MGS4』では戦争経済がビジネス化している日常になっていましたが、現実社会もそうなるんじゃないかな、とは思います。

現代における資本主義はあらかたの工業製品を発展途上国でも貧困層にも広め過ぎた感があり、売れる物が概念的な商品か精神的なサービスしかない状況に陥っている訳です。

2000年代ぐらいから資本主義は停滞したとか格差が二極化して少子化が広まったとか言われていますが、それは形ある工業製品をあらかた売り尽してしまったからでしょうね。

個人的に最後の形ある工業製品は携帯電話やらパソコン関係だと思います。

それ以降に世界で売れる工業製品を考えると、人工知能搭載型のロボットや自動運転車ぐらいしかないと思います。

まぁ、富裕層に限定すれば、タイムマシンだとか宇宙ロケットだとか売れそうな工業製品はいくらでもあるとは思います。

しかし、ロボットだとか自動運転車とかそういう物までもが世界である程度売れるようになってしまうと、今度は売れる物がない状況になる気がするんですよね。

今の時代は精神的なサービスやネットの使える機器の多様化などで商売戦略を図っている訳ですが、人工知能だとかロボットとかが一般や民間に販売される状況になると、仕事や家事の必要性がなくなり、大半の人間が消耗品や食料品やサービスぐらいしかお金を使わなくなる訳なので、これ以上の資本主義市場の拡大や拡張は不可能という事になっていく訳です。

そうなってくると、あとは帝国主義時代に繰り返されてきた資源や領土を奪い合うマスゲームの再開という事になるので、戦争が再び現実社会で身近な存在になっていくんじゃないか、とは思います。

戦争は増え続ける世界人口を抑制するのにも好都合な訳だし、人工知能が一般普及する形になれば、ベビーブームが一時的に爆発的に広がる形にはなるでしょうね。

理由は家事や仕事が楽になり、場合によってはベーシックインカムなど資源や土地を持っている国は貧困層や中流層に仕事をさせなくても飯を食わせられる状況を構築出来るかもしれないからです。

しかし、そうなると、土地や資源を持たない国は痩せ細る一方だし、中国のように人口が増大し続ける国も国を維持する手立てはなくなる訳なので、戦争をするしかなくなるでしょうね。

『MGS4』の戦争は意図的に戦争がAIによって起こされていたように見えますが、現実社会の場合は人の意志によって、戦争が始まるんじゃないか、とは思います。

まぁ、そのきっかけは人工知能になるとは思います。

今の時代の人工知能はロボットに人格を植え付けられている訳じゃないので、動的作業。要するにブルーカラーや肉体労働は行えない訳ですが、将来的にはブルーカラーや肉体労働の仕事の大半は人工知能を搭載したロボットが担う事になるでしょう。

そういう状況に発展した時には資本主義は崩壊するでしょうし、土地と資源とエネルギーを自前で確保出来る国は貿易や外交を積極的に行う必要性がなくなる訳なので、アメリカが真っ先に資本主義から脱しそうな気がしてならない訳です。

科学技術は他の分野と違って、平均化あるいは他国と差異がない状況になり易いので、科学技術や工業製品で外貨を稼ぐ国ほど最貧国に逆転しそうな気がします。

インターネットが生まれてからは特に科学技術は世界でオープンソース化し始めているところがあるので、科学技術しか取り柄のない国は最貧国に陥るでしょうね。

 

今の時代の人工知能はホワイトカラーやデスクワーク、頭脳労働の一部業務を遂行・自動化・判別出来るという状況らしいですが、これがロボットと融合したAIロボットになった時にはブルーカラーや肉体労働でさえも人間が行う必要がなくなる訳なので、資本主義の存在意味はなくなるだろうな、とは思います。

おそらくは貿易やら外交というものも資源や領土を自前で用意出来る国ほど必要なくなるでしょうね。

だから、世界の大半は帝国主義時代に回帰して侵略戦争を行うようになるという訳です。

MGS4の世界では戦争経済が日常化して、戦争や武器を街宣車のように飛行船が宣伝するなんて光景がありましたが、現実社会でも売れる物がなくなり、大半の人間に労働的価値がなくなれば、戦争経済で成り立たせるしかない状況になっている気もします。

まぁ、私の推測ですが、人工知能とロボットを融合させる技術が誕生して、それが家庭や企業で流通する状況になったら、資本主義は崩壊するでしょうし、一部の科学者や技術者、政治家などの職業を持つ人間以外は戦争だとか農業でしか自分の存在価値を見出す事しか出来なくなると思います。

おそらく、資本主義で最後に売れる商品になるのは「人工知能を搭載したロボット」や「自動運転車」ぐらいになり、それが発明されたら、大半の人間に労働的価値はなくなる訳だから、人類は戦争をするしか能がなくなるとは思います。

まぁ、初期のロボットや人工知能は草創期におけるコンピューターやインターネットと同じく敷居は高いでしょう。

初期のコンピューターはスーパーコンピューターと似たような大きさと重さだった訳で、一般人がパソコンを最初に買えるようになった時の販売価格は100万円以上だった訳ですから。

しかし、現代はスペックを気にしなければ、数万円前後でWindows搭載型のパソコンが買える訳で、インターネットが使える機器だけに着目すれば、中古を含めて数千円程度でスマホや携帯電話が買える訳です。

それも現代のパソコンやスマホのスペックは草創期のコンピューターのスペックよりも遥かに高い訳です。

そんな状況なので、ロボットや人工知能の開発が順調に進めば、人工知能を搭載したロボットの人口の方が人間を超えるかもしれないし、一部の専門技術と専門知識を持った人物以外は定職を持てないのが普通になるでしょうね。

そういう状況になった時に人類に残されたパターンは2つしかない訳です。

ベーシックインカムなどの社会制度で無職やニートでも生きられるように政府や世界が保証するようになる事か資本主義を更に強固な物にして、格差をより強力な物にするか、です。

後者のパターンは戦争コースは間違いないでしょうし、前者のパターンは資源や土地やエネルギーを自前で確保出来る国は可能でしょうけど、そうじゃない国は領土獲得のゼロサムゲームを行うしかないので、戦争をやるしかない訳です。

まぁ、いずれにしても人工知能を搭載したロボットが出現した段階で第三次世界大戦のような物が起こる可能性はあるでしょうね。

新型コロナウイルスの流行で、世界全体がキナ臭くなって、第三次世界大戦ムードにはなり始めている現実はあります。

 

MGSシリーズにそこまで詳しくないので、MGS4の世界でどうして戦争経済が日常化する社会になったのかはよく分かりませんが、ゲームの結末としては、世界を支配していたのは一人の男だったけど、高齢化と情報量の多さと世界の複雑化で処理しきれなくなったので、AIに委任するようになったという話です。

人間不信に陥ったのはネイキッド・スネーク(ビッグボス)だけのように見えますが、実は愛国者たちを組織したゼロ少佐も人間不信になっていったようで、それもあって、次世代に組織を託すのを諦めてAIによる世界支配を委任していたようです。

組織のメンバーは徐々に増えていったようですが、高齢化による老衰死や初期メンバーの離反、暗殺などがあって、いつの間にかゼロ少佐のみが組織のメンバーになっていたようです。

現実の社会がAIによる情報統制、支配、操作、管理、運営などの社会になるのかどうかは分かりませんが、人工知能を搭載したロボットがブルーカラーや肉体労働まで行えるレベルになってくると並のAIは普通の人間を超える知的レベルになっているだろうから、人間の意志じゃなくてもいつの間にかAIが世界の支配者・管理者になっている社会はあるのかもしれません。

MGSシリーズの描写ではAIが人間社会を支配する構図だった訳ですが、その構図も現実社会で実現するんじゃないか、とは思います。

『MGS2』でAIに指摘された文化の伝達という奴は現代におけるネット社会の様相に極めて近い部分がありましたからね。

戦争経済が日常化したり、AIが人間社会の運営者になる未来が実現化するのかどうかは分かりませんが、MGSシリーズのSF要素は割と現実に近いところがあるので、その辺は当たりそうな気もしたりはするんですよね。

まぁ、次にMGSシリーズが話題になるとすれば、『MGS4』の社会の様子だとか劇中で指摘された出来事になるんじゃないか、とは思います。

 

 

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