ワシントン大学「2100年も日本のGDPは世界4位やぞ。そして、数世紀後には人類は少子化で絶滅するぞ」

ttps://www.tv-tokyo.co.jp/news/original/2020/07/16/012446.html

ttps://www.bbc.com/japanese/53413717

 

>日本の世界GDPが2100年も4位

これに敏感に反応していた人達がまとめブログなどに居ましたが、私も彼らに同感ですね。日本が世界GDPを維持することはもちろん、アメリカが中国やインドを再び抜いて世界GDP1位になるはずがない気がします。

上記のソースは科学的根拠が少なく、アメリカの願望が込められている気がしますね。

GoogleやAmazonなどは確かにアメリカ系白人の所有物、企業の訳ですが、CEOやらエンジニアにはインド人やらアジア系の人種が数多く居る訳で、必ずしもアメリカが中国やインドを世界GDPで追い抜くとは限らない気もするんですよね。

彼らも高齢化してそれなりのポストに就く事になれば、愛国心に芽生えて母国に彼等が企業で育てた技術をもたらすかもしれないし、必ずしもアメリカに帰化するとは限らない気もするんですよね。

あと、過去の世界史において、一度世界の覇権と栄光を掴んだ国が再び世界のトップに返り咲く事はまずないです。

古代はエジプト、バビロン、ペルシャ、マケドニア、ギリシャ、古代ローマ、秦、後漢、モンゴル・・・・・・スペイン、フランス、イギリス、ソ連・・・・・・・という具合に色々な国が滅亡したり没落したりを繰り返しましたが、アメリカは20世紀初頭~現代に至る世界の覇権国家の訳です。

そして、今は中国に世界GDPを追い抜かれてインドにも追いつかれている状況で、資本主義についての経済格差と労働能力主義もアメリカを中心に世界中で疑念視の広がりを見せている訳なんですよね。

そういう状況で、21世紀後半もアメリカが世界の覇権国家であり続けられるのかどうか? と言うと、私は無理な気がするんですよね。

ソース元は2100年までに中国の急速な人口減少で中国のGDPが下がる事になって、アメリカが返り咲き、日本がそのままの地位を維持すると予測していますが、その頃になる頃にはロボットやAIが人間以上の労働層として働いているでしょうし、資本主義も第三次世界大戦で終わっている気がするんですよね。

レイ・カーツワイルが科学技術の進歩の進み方が累乗形式で異常な速度で進歩している「収穫加速の法則」を書籍で紹介していましたが、科学技術が急速に進歩する分、資本主義の勢いと覇権国家の権力も落ちる速度は急速になる気がするんですよね。

その理由は科学技術が急速に進歩するだけ、社会は理数系労働者(医者、技術者、科学者、ITエンジニアなど)にしかまともな賃金を支払わなくなる訳なので、大部分の労働者が失業者あるいは低賃金の非正規労働者になる訳なので、大量消費社会が成り立たなくなるからです。

大量消費社会が成り立たなくなると、工場や建設現場などにおける大量生産社会の必要性もなくなる訳なので、物価が上がり失業者と企業倒産が増える訳です。

そうなると、経済は停滞とデフレを繰り返す事になるし、雇用もまともな雇用がない訳なので、少子化が加速する訳なので、資本主義の必要性を大衆が感じなくなる訳なんですよね。

アメリカは資本主義体制で成り上がった国家の訳なので、世界中で資本主義に対する疑念が広がれば広がるほど、アメリカの内乱と分裂が起こる可能性は高くなるでしょうし、冷戦期の頃のように人の思想も多種多様に変化する事になるでしょうね。

それが今後の世界史あるいはアメリカ史になっていくんじゃないか、とは思います。

そもそも少子化は何で先進国を中心に加速するのか? と言うと、女性の高等教育だけが原因じゃなくて、理数系労働ぐらいしかまともな雇用が用意されていないから、若者の大半が出産を諦めたから加速しているように思うんですよね。

文系大学の学費は私立で400万円程度で済むそうですが、理数系大学は卒業までに600万円の費用がかかる上に卒業率は100%じゃありませんからね。

あと、日本や先進国では教育の質が上がっている分、教育費もかさむようになってきているので、子供を一人前に育てるまでの時間と金がかかり過ぎるから、高学歴以外は子供を作らなくなったようにも思います。

文系大卒者でさえも新卒の就職活動を一歩間違えれば、ブルーカラーの非正規労働や工場の派遣作業員の訳なので、まともな若者なら子供を作りたくないのは当たり前なんじゃないか、と思います。

ワシントン大学は女性の高学歴化が少子化の原因と述べていますが、私としては、人並みの人生を歩める雇用と労働が理数系労働しかなくなった事とそれにかかる教育費のコストがかかり過ぎるから、まともな若者は子供を産まなくなっただけの気がするんですよね。

日本だけに限って言えば、今の労働はブルーカラー(肉体労働)か理数系の知的労働職のどちらかしか選択出来ない状況の訳で、ブルーカラーに所属している人なら、仕事のしんどさから異性の出会いや子供の出産を諦めるかと思います。

そもそもブルーカラーの生涯年収は独身者でさえも満足に生活できない低年収の訳で、そこに派遣雇用や契約社員雇用なんて物もあるんだから、自分一人だけを生かすので精一杯な人しか居ないと思います。

まぁ、理数系大学を卒業したところでまともな雇用があるのかどうか? と言うと、ポスドク問題とか中高年ドクターのバイト問題なんかもある訳だから、理数系大学でも社会に適合した学部や学科を選択しなければ悲惨でしょうね。

ちなみに理数系の重要性が21世紀以降に高まった理由としては、AIやIT、IoT、ロボットなどがSFの世界から現実の世界の物として身近な存在になった事が大きいんでしょうね。

20世紀の頃は人力で労働を行う作業や仕事も多かったのですが、今の時代は殆どの機械がコンピューター制御だったり、プログラミング言語で書かれたコードの処理で仕事を自動化するプログラムの物ばかりなので、理数系一強の時代になったんだとは思います。

これがおそらく、AIやロボットが労働者として育った場合には、機械工学や情報工学が一強の時代となり、バイオテクノロジーや遺伝子工学を融合させたアンドロイド工学的な学問が世界における学問のトレンドになっている事だとは思います。

 

 

>本当にワシントン大学の予言は当たるのか?

当たらないと思います。AIやロボット、ITの技術の存在を完全に無視していますが、AIやロボットはいずれ肉体労働さえも自動化させる存在や技術になるとは思うので、労働力不足の問題や少子化問題は21世紀後半には解決しているような気もしています。

まぁ、現代でさえも人型ロボットどころか動物型ロボットさえも当たり前のようにアスファルトの上を散歩している状況ではないので、21世紀後半になっても、スマートフォンや5Gなどの情報通信が科学技術のトレンドになっている可能性はあります。

しかし、AIやロボットが労働や生活の一部として機能している世の中になっていた場合は、人口減少どころか人口爆発が起こるだろうし、資本主義も本格的に終わる事になるでしょうね。

ロボットやAIが労働者としてカウントされる時代になった場合は移民の必要性がなくなる訳だし、先進国はどの国も鎖国化を推し進めるからです。

おそらく、AIやロボットが身近な時代になった頃には19世紀における帝国主義時代の頃のように資源と領土、エネルギーを数多く持った国が覇権を握る時代に戻るんじゃないか、とは思います。

そういう意味では、中国は資本主義が廃れた時代においても没落している可能性は高いでしょうね。

中国は確かに領土は無駄に広い訳ですが、エネルギーや資源が豊富という訳ではありませんからね。

 

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